バンコクでワーケーション1日の過ごし方|午前は仕事、午後はリフレッシュ、夜は夜景

バンコクのホテル客室デスクでのワーケーション風景

はじめに

2025年9月2日から8日までの間、タイのバンコクで1週間ワーケーションをしてきました。
ワーケーションでは1日のスケジュールの中でオンオフをしっかり切り替えることが大事なのですが、今回感じたのは「午前に仕事を片付け、午後は休暇モードに切り替える」のが最も快適だったということ、そしてバンコクはワーケーションに最適な都市だということです。
この記事では、これからバンコクや海外でワーケーションを検討している方に向けて、実際の滞在をもとにした1日のスケジュール例を紹介します!

午前:バンコクのホテルラウンジや部屋で集中ワーク

バンコク・マリオット・ホテル・ザ・スリウォンのラウンジでのワーケーション風景
バンコク・マリオット・ホテル・ザ・スリウォンのラウンジでのワーケーション風景

午前中はホテルのラウンジや客室のデスクで2〜3時間作業するのがオススメです。

まず、なぜ午前中かというと、観光施設や商業施設が開くのは9、10時あたりなので、午前をワークにあててしまえば無駄な時間が減りますね。
それと、ワークとバケーションの時間帯をはっきり分けておいたほうが、どちらにも集中できます。
観光している最中にワークのタスクが混じっていたら楽しめないですもんね。

次に作業する場所ですが、カフェでももちろん作業可能ではあるのですが騒がしかったり、良い席が取れなかったりすることがあるので、ホテルのラウンジや客室の方が快適に集中できるのでオススメです。ホテルによってはラウンジや客室に無料コーヒーやジュースなどもありますし、早朝から敏腕そうなビジネスマンがラウンジで仕事しているので、同じ環境で仕事していると自分も気合が入ります!

午後のバケーションに備えて、ワークする時間帯と場所をしっかり決めましょう。

ポイント

ワークする場合は、クライアントの稼働時間に合わせましょう。
なお、日本とタイの時差は2時間(タイが2時間遅れ)なので、日本時間の午前9~12時に合わせて仕事をするなら、タイでは7~10時です。
2時間の時差であれば、問題無くコミュニケーションも取れますね。

それと、ワークする時間帯と対応可能業務をクライアントにキチンと事前に伝えておくことも大事です。


昼:バンコク市内観光や街歩きでリフレッシュ

バンコクのツーリストボートの2階席から見たワットアルン外観
ツーリストボートの2階席から見たワットアルン外観

午前中ワークを頑張ったら、午後からはバケーションにシフトします。

大きいホテルがあるバンコクの中心部エリアだとオフィスビルが多いので、現地のビジネスマンのランチ風景も見られて楽しいですよ。
屋台でもミシュランのビブグルマンを獲得しているお店が多く、屋台価格で美味しいタイ料理を食べることができますし、ショッピングモールの中にあるエアコンの効いたレストランでゆっくり食べるのもいいですね。

昼食後の過ごし方は様々ですが、寺院などの観光スポットを巡ったり、タイ雑貨のお店やショッピングモールで買い物をしてバケーションを満喫しましょう。私は特にチャオプラヤー川沿いのリバーサイドエリアがお気に入りなので、大型ショッピングモール「アイコンサイアム (ICON SIAM)」に入り浸っていました。

リバーサイドだと、ボートを使っての移動が便利かつ安価で観光気分も同時に味わえるので、もしバンコクに行くことがあったら是非トライしてみてください!

今回の一連のワーケーションの中でザ・ペニンシュラ・バンコクも利用しましたが、アイコンサイアムへのアクセスが抜群で快適でした。
ザ・ペニンシュラ・バンコクのレビューは以下の記事にまとめています。

  • バンコクのタイ料理店バーン・ソムタムの店内の様子
    バンコクのタイ料理店バーン・ソムタムでランチ

ポイント

ワーケーションを楽しむコツは、オンオフをしっかり切り替えること。
そのために、午前中にしっかりタスクを整理しておけば、午後はモヤモヤ仕事のことを考えずに満喫できますよ。


午後:チャオプラヤー川沿いやプールでリフレッシュ

ペニンシュラ・バンコクのプール風景
ペニンシュラ・バンコクのプールから眺めるチャオプラヤー川と街の風景

観光や買い物で疲れたらチャオプラヤー川を眺めながらのんびりしたり、雰囲気の良いプールでまったりするのがオススメです。
リバーサイドは風が入ってくるので、頭を空っぽにして南国の風に吹かれながらの昼寝は最高です。

バンコク・マリオット・ホテル・ザ・スリウォンのインフィニティプール
バンコク・マリオット・ホテル・ザ・スリウォンのインフィニティプールから眺める高層ビル

ホテルのラウンジや客室でのんびりするのも、もちろんアリです!
でも、せっかくなら開放的なプールなど、ワークをしていた場所から環境を変えることで、バケーションモードに切り替わって仕事の疲れをリセットできるのではないかな、と思います!


夜:ラウンジで軽く仕事→バンコクの夜景が見えるバーで1日を締める

ペニンシュラ・バンコクの夜景
ペニンシュラ・バンコクの夜景

プールでリラックスした後、夜はバンコクの夜景を楽しみましょう。

…と、その前にメールやチャットツールで仕事関係のメッセージを最終確認して、翌日以降のタスクを更新しておきます。
ただ、あくまで最低限の事務作業に留めておくことが大事です。
一度仕事を始めてしまうと、ついつい作業を続けてしまいがちですが、ワーケーションではメリハリをつけましょう。
この習慣をつけておけば、滞在中は日を追うごとに自然とリズムができてきますよ。

さて、タスクチェックが終了したら、改めて夜景の話に戻します。

バンコクは高層ホテルのラウンジやルーフトップバーが本当にたくさんあって、夜景を楽しむには日本よりも圧倒的に素晴らしい都市です。
しかも、料金も意外と手頃。なので、夜景を楽しまない手は無い!

バンコク・マリオット・ホテル・ザ・スリウォンのラウンジからの夜景
バンコク・マリオット・ホテル・ザ・スリウォンのラウンジからの夜景

1日の最後をリラックスタイムで締めることによって、ワーケーションスイッチをオフにシフトさせます。

ポイント

夜のワークは最低限に留めておき、1日の締めは必ず「バケーション」モードでいること。

慣れない海外で緊張している中、仕事でさらに緊張モードになってしまうと疲労で体調を崩してしまいます。

リラックスした状態で、翌日を迎えましょう。


まとめ

  • 午前は仕事、午後は休暇、夜はリラックス
  • バンコクではこのリズムが自然に作れる
  • コワーキングに行かなくても、ホテル+カフェで十分ワーケーションは成立する

ワーケーションにおける私の場合の1日の流れをご紹介しました。
もちろん日によって動き方が変わることはありますが、概ね以下の流れです。

午前
日本時間に合わせて、ラウンジや客室でワークに集中。
地元レストランでタイ料理を満喫。その後、観光や買い物に出かけてバケーションモードへ。
午後
川沿いやプールサイドでのんびりリフレッシュ。
簡単なタスク整理だけ済ませてワークモードはオフ。
ラウンジやルーフトップバーなどでバンコクの夜景を楽しむ。

このようにリズムを固定して毎日繰り返すことで、無理なく1週間のワーケーションを心から楽しむことができました。
現地でもワークできることで長めの旅行に行けるようになり、家族からも「海外を満喫できた!」と好評でした。

バンコクは都市部にワーク環境が揃っているホテルが集まっており、その周辺にリバーサイドなどの観光資源があり、ワーケーションに向いている環境だと思います。

ショッピングモールには日本から進出しているチェーンレストランが驚くほどたくさん入っており、スーパーでも日本のお菓子や食品、調味料が当たり前のように売っているので、食事面でも日本人には安心だとも感じました。

今回の記事では1日の流れを紹介しましたが、今後はホテルごとの滞在レビュー/仕事環境レビューや、空港でのワークレビュー、観光/レストラン情報なども詳しくまとめていく予定です。

ワーケーションでもバケーションでも、もしバンコクに行く際は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。