ミレニアム・ヒルトン・バンコク宿泊レビュー|アイコンサイアム隣接でワーケーションも快適

目次
はじめに
2025年9月のバンコクワーケーションの最終宿泊先として選んだのが、ミレニアム・ヒルトン・バンコク (Millennium Hilton Bangkok) です。
9月7日から8日の帰国前夜をこのホテルで過ごしました。
ペニンシュラやマリオットとはまた違う特色があり、特に「アイコンサイアムに隣接している立地」と「ヒルトンブランドならではの安心感」が印象的でした。
この記事では、ワーケーション目線で滞在した感想を詳しくレビューします。
▼今回の旅で、ここまで滞在先たバンコクでのホテルはこちらです▼
なぜこのホテルを選んだのか
もともと、私たちのリバーサイドエリアでの定宿はロイヤルオーキッド・シェラトンでした。
そちらのホテルも眺望や立地、ワーク環境が良かったのですが、チャオプラヤー川を渡ったアイコンサイアム側にあり、しかもそこと隣接しているヒルトンが前から気になっていました。
ミレニアム・ヒルトンを選んだ理由をワーク面とバケーション面に整理します。
ワーク面の理由

- ラウンジアクセス付きプランが、通常プラン+3,000円程度と手ごろで、仕事場所としての利用を試したかった
- ヒルトンブランドは出張者や観光客に広く使われていて安心感がある
- 客室にデスクや電源、Wi-Fiが整っている
バケーション面の理由

- アイコンサイアムに隣接しており、買い物・食事・カフェをすぐに楽しめる
- リバーサイドの立地でチャオプラヤー川を眺められる
- プールやラウンジからも川沿いの景色が楽しめる
- 帰国前日ということで、ストレスなく過ごせる機能的なホテルを選びたかった
基本情報
ホテル名 | ミレニアム・ヒルトン・バンコク (Millennium Hilton Bangkok) |
カテゴリー | 5つ星 / リバーサイドの大型ホテル |
価格目安 | 一泊約25,000円~ (時期・プランによる) |
ロケーション/アクセス | スワンナプーム空港から車で約40分 ホテル⇔サトーン船着き場 (BTSサパーンタクシン駅隣接) の無料シャトルボートあり |
チェックイン/アウト | 15:00 / 12:00 |
特徴 | アイコンサイアムまで徒歩5分以内 エグゼクティブラウンジあり 川沿いのプール |
公式サイト | https://www.hilton.com/en/hotels/bkkhitw-millennium-hilton-bangkok/ |

ここの特徴はなんといっても「アイコンサイアムに隣接している」ことです。
徒歩5分以内でアクセス可能なので、買い物や食事、夜景なども気軽に楽しむことができるのは大きな強みですね。
客室レビュー

今回宿泊したのはエグゼクティブルーム 。
高層階にあり、大きな窓から眺めるチャオプラヤー川とアイコンサイアムのビューは圧巻です。
2006年に開業したホテルですが、2020年にリノベーションされていて全体的に快適。
デスクは小さめですが、ソファーや電源が揃っていて作業は十分可能。
Wi-Fi速度は安定しており、PC作業もも問題なし。
セーフティボックスもノートPCが入る大きさで、ワーケーションするうえでも安心ですね。
唯一の難点はシャワーの温度が安定しなかったこと。
長時間のシャワーでは少し気になるかもしれません。
余談ですが、窓際にあるスペースの広さと高さがスタンディングデスクとしてちょうどよく、眼前に広がるビューも相まって、ついついここで作業に没頭してしまいました。
本来スタンディングデスクとして設計されていないのは間違いないのですが、「毎日ここで仕事するのもアリだな…」なんて思いました(笑)
ラウンジ

ミレニアム・ヒルトン・バンコクのラウンジ3階という低層にあります。
となると、「眺望は期待できないかな」と予想していたのですが、その予想は見事に良い意味で裏切られました。
モダンで洗練されたラウンジは広く、川沿い一面に大きな窓があり、落ち着いた雰囲気。
低層階ゆえに「川に近い目線」での迫力あるビューを体験できます。

ラウンジで提供されるサービスを簡単にまとめました。
日中 | クッキーやナッツなどの軽食とソフトドリンク。 |
カクテルタイム | 簡単なおつまみとアルコール。ただし料理やお酒の質は控えめで、しっかり食べたい人には物足りない印象。軽くつまんで雰囲気を楽しむぐらいがちょうどよさそう。 |
朝食 | 早朝チェックアウトだったため未体験。 |
仕事環境としては静かで広々としており、パソコンを開いて作業する人もちらほら見かけました。
カクテルタイムでは、スタッフがテーブルを回って「飲み物のおかわりはいかがですか?」と声をかけてくれるなど、サービスもフレンドリーでした。
バケーション要素
プール

ミレニアム・ヒルトン・バンコクのプールは低層階に位置し、眺めはペニンシュラのような川と同じレベルやマリオットの高層インフィニティとはまた違ったビューで、開放感があります。
ただ、開放感はしっかりあり、プールバーのソファークッションに寝転がってチルするのも心地よさそうです。

ファミリー層やライト層も多く利用しているため、静かに過ごしたい人は時間帯を選んだ方がよいかもしれません。
アイコンサイアム隣接

このホテル最大の強みはやはりアイコンサイアム隣接。
ショッピング・食事・カフェ・夜景がすべて徒歩圏内で楽しめるため、滞在中の行動に迷わずに済みます。
私は食事はホテル内のレストランではとらず、アイコンサイアムのフードコートで購入したタイ料理を部屋で食べました。
ミシュランのビブグルマンを獲得しているタイ料理レストランの支店、本格的な日本食、オシャレなバーなどが揃っていますが、フードコートのテイクアウトでも十分に美味しい!

ミレニアム・ヒルトン・バンコクのメリット・デメリット
このホテルでワーケーションするうえでのメリット・デメリットを改めて整理します。
メリット
- アイコンサイアム至近という立地の良さ
- ヒルトンブランドの安心感
- 客室・ラウンジともに快適で静かにワーク可能
- セーフティボックスがPC対応サイズ
- プールやラウンジから川の眺めを楽しめる
デメリット
- シャワー温度が安定しない
- 大型ホテルのため、プールはファミリー層やライト層が多くて落ち着かない場合も
- 中心部とは川の反対側にあるため、スクンビット方面など中心部への移動は、川を渡る必要があり少し不便
まとめ(ミレニアム・ヒルトン・バンコクをおすすめする人)

バンコクに数あるホテルの中で、ミレニアム・ヒルトン・バンコクは以下のような方におすすめです。
おすすめできるのはこんな人
- 買い物・食事・夜景をアイコンサイアムで楽しみたい人
- ブランドホテルの安心感を求める人
- 客室やラウンジでしっかりワークしつつも、観光にもアクセスしたい人
- 帰国前に機能的で快適なホテルを選びたい人
同じリバーサイドのペニンシュラと比べるとラグジュアリー感は劣りますが、価格とのバランスや立地での使いやすさは十分魅力的。
出張でも観光でも、「最後の一泊を快適に締めたい」と思う人にはぴったりのホテルでした。
ミレニアム・ヒルトン・バンコク公式サイトはこちら
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